プログラマーとシナリオライター
えっと、いきなりカミングアウトしますが、僕はいわゆるエロゲヲタです。まあ、本当はオタク称号が与えられるほどやってませんがね。マイペースなのがこうじて、よくも飽きずにいい年して続けているのかと。
で、半年くらい前に、7年くらい前のゲームをやったんですが、シナリオがなんかうつな感じだったので、その後数日、悶絶が止まなかったという、かなり精神の弱い僕です。数日間悶々としていたら、その後の主人公たちのことを「妄想」(ここでは「想像」とは言わないですよね)するようになり(このゲームの登場人物、僕と同じ世代じゃん!)、まとまったストーリーができてしまったという、実年齢より10以上も若い中二が発揮されました。
せっかくなので人生初のSSを書いて恥をかこうなんて考えていますが、せっかくなので、ちゃんと基本を押さえようと、買ってしまいました。もう完全に中二です。(;´∀`)
しかし、間違えました。ノベルゲームと、いわゆるSS:小説の一分野は違うようです。ゲームのシナリオなら、次のような記法が使えます。
【あ●り】
ひろゆ●ちゃん、どうしたの?
また、画像や音楽の演出を使えるゲームとは違い、小説は文だけで表現しなければいけませんから、それぞれ書き方に違いがあるみたいです。その点、この本の筆者は、両方を経験しているので、その違いが分かって参考になりました。
小説の書き方はこちらを参考にしたらいいのでしょうか?→小説、ノベル、ゲームシナリオの書き方・作り方
なのですが、この本は読んで良かったと思います。
まず、シナリオライターという職業について知ることができました。もっとも、本の筆者とは違う形態で仕事をされているシナリオライターもいると思いますが、今まで全く知らなかったゲーム制作の舞台裏を知ることができました。
そして、それは、なんとなく、僕らプログラマーの仕事に似ていると思いました。プログラマーの中でも、大規模プロジェクトのコーダーだと、ちょっと違うかもしれませんが、ある程度裁量権をもって、サービスやライブラリを作っている人たちとか、プログラマー上がりのプロダクトマネージャとかで自分もコード書くよっていう人たちと、ということかもしれません。
使っている道具もテキストエディタという点で共通していますし、アイデアが出なくて悶々とする日もあります。デバッグをするのも共通しています。プログラマにはデバッガという強力な兵器がありますけどね。「良いものではなく、受けるものを作る」のがプロの使命であるところも、「確かになー」と頷いたりしました。そして、作ったもの発表して、全然相手されないのが怖いってのも分かります。
(TODO: あとで本文引用に書き直す。)
しかし、一般の人が読むシナリオと、自分の書いたコードはあくまで裏で働いていて、オープンソースといっても同業者しか読まないプログラムというのはやはり根本的に違うかもしれません。僕の場合はプログラムコードを公に晒すことはなんの恥ずかしさも感じませんが、日本語を晒すとなると、このブログですら内心ビクビクします。
と、まあ、まとまりのない駄文を書いてしまいました。でも、いろんな職種を学ぶのも、良いことかもしれませんね。
最近はマックの店員に少し興味を持っています。