Webエンジニア susumuis の技術ブログ

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Apple製品超初心者がiPod touchを購入してみた




今まで僕は、

Apple製品に興味はない。MaciPodも手を出さない」

と言い続けていたのですが、時代に波に逆らえず、iPod touch (32GB) を買ってしまいました。

いや、本当はAndroidの方が興味があるんですけど、なんか携帯キャリア製のを買うと維持費が高いし、海外製品をという勇気も今はないし、それ以上に、音楽ファイルをiTunesで管理して、あまつさえApple LossLessエンコードなんて使ってしまっているので、携帯プレーヤが欲しいなあなんて思ったら、完全にiPodに囲い込まれ、ついでだから、iPhoneっぽいtouch買うかー……とか完全にはめられてます。さすがです!

あとね、最近、動画に興味があるんですよね。家庭の事情で夜出かけられないので、IT勉強会とか、Ustで見たいと思っていましたし、それに加えて、最新型のiPod touchにはカメラが付いているというので、自分もなんか撮影してやってみたくなってしまって、中古を安く買うのではなく、新型をキャッシュで!してしまいました。

まあ、なんとなく良さそうなAndroidに対し、音楽プレーヤという強烈に具体的な用途を明示してくれるiPod touchが強い。コロリと落ちてしまった次第です。まだAndroid良さそうと思ってるんだけどねえ……

「飲み物代ケチって水道水を飲んでるような人に、2万5千円も、現金で買い物させるなんて、流石過ぎます!」

で、そんなわけで、うちにiPod touchが来ました。まずは色々試してみましょう。

うぉ!いきなりiTunesにつなげだと!しかもネットつながんなきゃ何も出来ないじゃないか!

そんなことも田舎者の僕は知りません。部屋の隅にしまっていた古いノートPCを出してきて、ネット回線は、Willcomアドエスを持っていたので、それでWifi Snapを立ち上げて接続しました。「おっせーけどね」


そんなわけで、以下感想。

最初は慣れない

まあ、いきなりiTunesつなげとか、知らなかった人にはびっくりしますね。

慣れてくると、使える

何が出来るのかが明確なインターフェイスに感じます。国内Android端末の場合で噂に聞く、「使えないアプリがいっぱいプリインストールでUZeee」ということもなく、メニューに表示されるアプリ群はシンプルでいいですね。

タッチパネルいいね

静電容量式タッチパネルとやら、知り合いのアンドロイドマニアが、感圧式との違いを強調している意味がわかりました。
キーロックせずにポケットに入れても誤動作しないんですね!PHSの遅いの回線で待ち時間とか発生するのですが、その間に別の作業をしようと両手を開けるために、その都度キーロックをON/OFFするのはするのでめんどくさかったです。
iPod touchならそのままポケットに入れてしまえばいいですね!

フリック入力……できません>_

いいのは分かるんですが、なんか、画面をこすって入力するというセンスが、自分的に嫌な感じがするので、Qwertyキーボードを使っています。ベル打ちが出来ればそれがベストなんですが……。

カメラが使える

iPhone4に比べ、画質が低いと定評のiPod touchのカメラですが、iPod touchで撮影し、iPod touchで鑑賞する限りは、けっこうナイスな感じがします。たしかに画素数は低いですが、画像エンジンが頑張っているのかもしれません。暗がりでもホワイトバランスが狂わず、ノイズもまあまあマシな感じです。

PCに転送しちゃうと、荒が目立つんだけどね。これも縮小してブログに貼るとかだったらいいんじゃない?

元高校写真部の僕から言わせれば、近頃のデジカメの高画素化はついていけません。容量食うだけかと。
400万画素のカメラ(当時としてはかなりハイエンド)で、A4光沢紙に印刷して、学校行事で展示していましたから。
紙に印刷するのではなく、ディスプレイで鑑賞する用途がさらに今後増えていくでしょう。そうなったら、さらに、画素数はいらず、むしろ、表示速度の面で、以下に低画素で「使える」絵を作るかが鍵だと思います。

動画もきれいだよね。ただ、デフォルトのHDサイズで撮影してしまうと、容量が大きすぎるので、Camcorderというアプリを使ってVGAサイズで撮影していこうと思います。

意外にも、自分撮りをするといい感じです。画質も画角もちょうどいい感じで、自分の顔をLive中継する…なんてことはあるのか分かりませんが、あたかも隣にカメラマンがいるかのような視点で自分を撮影できて、散歩中の自分を撮ってみたりすると、面白いです。

ということで、iPod touchのカメラの機能には満足しました。

容量は32GBにしてよかった

無駄に大容量にするとか嫌いなので、8GBにするか迷ったのですが、結論から言って、32GBで良かったです。ビデオ撮影とか、動画保存とかすると、すぐ容量食うので。

自分はiTunesライブラリフォルダを8GBのUSBメモリに保存して持ち歩いてる(本当はiTunes自体をUSBから起動したい)のですが、アプリと写真と自分で撮ったビデオはiTunesライブラリとは別系統なのと、なにやらシステム用に何GBか容量を食うようなので(最初から29GBしか領域が見えない)、ここはケチって8GBにしなくて良かったと思います。

Safariが使える

今までアドエスOpera Miniを使っていました。Opera Miniの方が、ブラウジングは速いのかもしれませんが、使いやすさと再現性では、iPod touchSafariの方がいいですね。
Opera MiniECサイトを使ってると肝心なところで先へ進めなくて残念な思いをすることがありましたが、今のところ、Safariではそのような事態には遭遇していません。

よく出来たメディアプレイヤーである

iTunes自体がメディアプレイヤーですから、それと同期するという意味では、よく出来たメディアプレイヤーですね。

今までもWindows Mobileで動画とかみようと思えば見れたのですが、変換して、コピーして、メディアプレーヤから選択して…という操作が億劫でやってませんでした。そこへいくと、iTunesにドラッグしたら即同期だもんね!こりゃいいわ。

音楽聞きながら席を移動できる

今まで、デスクトップPCにイヤホンつなげてiTunesで音楽を聴いていたのですが、例えばトイレに行きたくなったときに、音楽を止めるか、我慢するか、流しっぱなしでトイレに行ってしまって、もどってきたときには曲が終わっているかのどれかしかなく、結局我慢してしまうということが発生していました。

生理現象は地味に重要な悩みであります。

自宅にネットが欲しくなった

とあるところで、Wifi接続をしてみたところ、全然使用感が違いました。やっぱりWillcom回線では辛いようです。Youtubeまともに見れないしね。ということで……

ポリシー曲げて、ADSL12M申し込んでしまいました

公衆無線LANFONスポットによく繋がる

都内在住なので、恩恵に授かってます。山の手線内だと、Livedoorスポットが、交差点の度に出てくるので、FONアカウントを持っていると重宝します。ログイン画面がもっさりした感じなのが、残念ですが。

アクセスポイントの切り替えも、サクサクできるので快適です。アドエスのWindowsMobileだと、固まったりしてイライラしてたので、使えても使う気にすらならなかったです。

結論

(ある意味)生活が変わった

これがAppleの力だというのなら、すごいぜ!
アプリ作りたくなったyo
もしかして、次はMacなのか?

2010/12/27 追記

無線LANや、容量について、自分撮り追記した。
表記を、(iPodTouchからiPod touchに改めた)