Webエンジニア susumuis の技術ブログ

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黒田官兵衛が笑ってるのですよ

僕、兼末健次郎世代なのですよ。金八先生、好きでした。初めて買ったCDは「スタートライン」でした。

そんなわけで、海援隊の全曲集を聴いていたら、急に『黒田官兵衛苦笑い』というフレーズが耳に残り、誰だそれ?と言うことで、調べました。

いやー、「黒田官兵衛」知らないで歴史が好きだとか言っちゃだめですね!すいません。不勉強でした!反省して、今司馬遼太郎の「播磨灘物語」を買って読んでいます。

初、司馬遼太郎……

歴史好きなくせに活字に弱い、持ってる知識は、小学生の頃片っ端から読んだマンガ日本の歴史と、堂々日本史と、信長の野望と、旅行先で資料館行くとかその手のやり方で集めたもので。まあ、でもここ2年くらいでようやく活字アレルギーを克服したので、楽しんでみます(^^;)

ところで、ネットで黒田官兵衛について調べていると、まあ、関ヶ原の話題が多いですよね。時に九州の大部分を平定してしまって、もし、関ヶ原が長引けば……!!(それが海援隊の歌のテーマですが)そんで、息子の黒田長政が手柄を立ててたことが早期東軍勝利の一因なので、「息子なにやってんの?」という話なわけです(笑) 伝説によれば、家康に手をとって褒められたと、報告した息子に対して親父は、「もう片方の手は何をしていたのだ」と言ったとか。

でも、考えれば、仮に勢いつけて九州制圧、中国制圧、京・大阪占領と行っても、所詮はにわか軍なので、それでどうするのか?優秀な政治家となる部下が手勢にいたんでしょうか?ここは息子の方が頭良いんじゃないですかね?そこら辺が分からない。僕が今持ってる情報だけで判断するならそうなのですが、本を読んだ後で感想が変わったなら書きます。

父ちゃんが優秀で、バカにされるかわいそうな息子といえば、三国志劉禅を連想します。スケールが3乗くらい違う気がしますが……。なんていうか、無謀な復讐に行って死んじゃって「父ちゃんだってなにやってるの?」とも言えるのです……が、誰もそんなことは言いません。関羽を見殺しにして放置する劉備なんて三国志、面白くありません。後世に語り継がれるという点で言えば、やっぱり、黒田官兵衛も一流だと思います。

ということで、黒田官兵衛、じつは苦笑いじゃなくて、今頃、天国でうすら笑いしてませんか?そのうち、大河ドラマになるかもしれないし。